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柔道を学ぶ意味

意味わからん…大人の世界でもよく耳にしますよね!

でも、それってごく当たり前のことで…「やりたいこと」以外のことをやるために、また「やりたいこと」を我慢したりやらないようにするためには、何か意味づけが必要なんです!

仕事だから…親だから…決めたから…みんなと一緒だから…言われたから…

子供だから…迷惑がかかるから…みんなと違うから…言われなかったから…

大人の言葉は、子供達にさまざまな意味づけをしてますよね。

思春期頃にはその矛盾に気付き始め、反抗期って形で「意味わからんわ!」って言ってくるんだと思います!

「勝ちたいから練習する!」「勝ちたいなら練習しなさい!」かつての私もこの言葉をたくさん使ってました…

勝つことを一旦やめた今の私たちには、練習する意味づけにこの言葉は使えません!

でもそのおかげで、私自身がそれ以外の柔道の意味に気づくことができ、違ったアプローチを行うようになりました。

今…柔道を学ぶ1つの意味づけとして伝えているのは…

「柔道をやる上で一番大切なことってなんだっけ?」

「それはね…柔道で相手に怪我をさせないこと!そして自分が怪我をしないこと!なんだよね!」

「だから、受身を練習するんだよ😉だから、命綱の手を離さないように投げるんだよ!」

「柔道は、投げたり投げられたりするから、上手に投げることができないと相手が怪我をするかもしれないし、上手に受身ができないと自分が怪我をするかもしれないんだよね!」

「だから、一生懸命練習して上手になろう!」

ある柔道家が言ってました「命よりも大切なものはありません。金メダルよりも大切なのはあなた達の命です!」

なぜ柔道を学ぶのか…

相手の…そして自分の命を大切にできる人を育てるため

そんな思いを持って、これからも指導させていただきたいと思います。